【評価/レビュー】『死亡フラグが立ちました!』七尾 与史 の感想
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○ミステリーが好きな人
○不思議な事件が好きな人
表紙が面白かったので、買ってみました!
皆さん「死亡フラグ」って知っていますか?
起こってしまったら、死亡してしまうフラグのことです。
例えば、「俺この戦いが終わったら、結婚するんだ・・・」などがあります。
このセリフを言ってしまった人は、物語中で大体死んでしまいます・・・
そんな死亡フラグをテーマにしたこの作品!
死亡フラグが物語にどんな影響を与えるのか!?
とても気になるので、早速読んでみたいと思います!
【あらすじ】
「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される。
特ダネを狙うライターの陣内は、あるヤクザの組長の死が死神によるものだと聞く。
事故として処理された彼の死を、天才投資家の本宮や組長の死の仇討ちを企むヤクザたちとともに、事件を追っていく。
待ち受ける衝撃の真実とは!?
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★★
【感想】
ほんとに、面白かった・・・
事故死に見せかけた殺人・・・興味深かった・・・
からくりがまた面白いのよねー
早速、私が面白いと感じたところを書いていきたいと思います!
①事故死の天才殺人鬼「死神」
この物語には、事故死に見せかけた殺人をする「死神」と言う殺人鬼が登場します。
その殺し方がどれも興味深い・・・
どう考えても事故死にしか見えないんです!
少しだけ書きますと、ヤクザの組長は「転んでダンベルに頭を打ちつけて死亡」します。
ね?事故死にしか見えないでしょ?
それが実は緻密に計画された殺人なんです!
このトリックが面白すぎる・・・
あ、笑う方じゃなくて、興味深い方の面白いです・・・
この物語の醍醐味とも言えるでしょう!
詳細はこの作品を実際に手に取って、ご確認くださいね。
きっと、驚くこと間違いなしです!!!
②さまざまな人の視点で描かれるストーリー
この物語は、主人公の陣内を主軸に、さまざまな人の視点から描かれています。
例えば、窓際警部や新人刑事などなど
これがまた物語を深くしてくれます。
ちなみに、上の画像みたいにたくさんの登場人物が出るわけではないので、読みやすかったですよ。
初めは、各視点の話は全く関係ありません。
しかし、最終的には、各視点の登場人物の話がつながっていきます。
その繋がり方が面白かった!
パズルのピースがどんどんハマっていく感覚です。
ミステリー作品ではあるあるですが、それでも面白かったです!
気になる人は、ぜひこの本を読んでみてくださいね!
③衝撃の結末(ネタバレなし)
ミステリーあるあると言えば、衝撃の結末ですよね?
安心してください、この作品にも衝撃の結末があります。
どんな結末になるのかは、ネタバレになるので書きません涙
そのくらい、実際に読んで欲しい!
他の作品にはない結末だと思います。
きっと、似たような終わり方をする小説ってないんじゃないかな・・・
ぜひ、皆さんもこの作品独特の世界観を楽しんでみてくださいね!
④続きが気になる終わり方
この作品を読み終えた後の感想は、「この後どうなったの?」です!
続きが気になる・・・
と言っても、続編になるのかな?という感じです。
詳しくは書けませんが、そんな感じです。
そして、この物語は「バナナで始まり、バナナで終わります」
この意味が読み終わったら、きっとわかるはず!?
気になるかたは、ぜひ読んでみてくださいね!
【まとめ】
いやぁ、面白かった・・・
事故死に見せかけたトリック、繋がる各視点の物語、どれも面白かったです!
独特の設定で描かれている作品でしたので、普通のミステリーに飽きている人にぴったりの作品となっていました。
衝撃の展開にびっくりすること間違いなし!
ぜひ、実際に読んでみてくださいね!
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