【レビュー/評価】『親指さがし』山田悠介の感想(ネタバレなし)
引用:Amazon商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書しています!
元々は読書大嫌い
本のジャンルを問わずレビューしてます。
○ホラーが好きな人
○リアルな物語が好きな人
今回は、山田悠介さんの『親指さがし』を読んでいこうと思います。
ホラー作品ということ・・・
正直、めちゃめちゃ怖い・・・
でも、頑張って読んでいこうと思います!
【あらすじ】
「ねえ、親指さがしって知ってる?」
由美が聞きつけてきた噂話をもとに、遊び半分で死のゲームを始めた武たち5人の小学生は、女性のバラバラ殺人事件に端を発した呪いの渦に巻き込まれる
引用:Amazon商品ページ
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★★
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★☆
総合満足度 ★★★★☆
【感想】
めっちゃ怖かった・・・
なんだかゾッとしました・・・
それでは私が感じたことを少し書いていこうと思います。
①「親指さがし」とは?
この物語には、「親指さがし」という行為が描かれます。
何人かで円になり、右隣の人の親指を手で覆い隠します。
そして、左隣の人に自分の親指を手で覆い隠してもらいます。
そのようにして、円陣を作ります。
それが完成したら、目を瞑り、バラバラ殺人事件の被害者のことを思い浮かべます。
どのようにバラバラにされたのか、バラバラにされる時の感覚などなど
思いめぐらせます。
そうすることで、謎の廃墟に行けます。
そこで、親指を探します。
でも、ここで注意することがあります。
肩を叩かれても、振り返ってはいけません。
振り返ってしまったら・・・
これが「親指さがし」の全容です。
こういう儀式系って、なんだかとても不気味ですよね。
霊的なものが関わっているというかなんというか・・・
もしかしたら、命を奪われかねない・・・
とても、危険です。
でも、小学生たちはこれに挑戦してしまいます。
そして、行方不明になる同級生・・・
もしかしたら、振り返ってしまったのか・・・
行方不明になった同級生はどこにいってしまったのか。
生きているのか。
それとも・・・
その謎を解き明かしていくのも、この物語の醍醐味です。
そこにも注目して読んでみてくださいね!
② 謎のバラバラ殺人事件
この物語には、バラバラ殺人事件が登場します。
女性が殺害され、バラバラにされてしまいました。
しかし、左手の親指だけが見つからないのです。
そんな奇妙な事件が登場します。
その事件が引き金となり、「親指さがし」が広まりました。
とても悍ましいですよね・・・
バラバラにされた上、親指が見つからないなんて・・・
被害者女性も無念だったと思います。
親指さがしの際に、肩を叩いてくるのは、この被害者女性なのか?
謎が謎を呼ぶ展開にも注目!
③ 行方不明になった少女
主人公たちは小学生時代に「親指さがし」を行います。
親指さがしが終わった後、1人の同級生の少女が行方不明になっていることに気が付きます。
突然、いなくなってしまってのです。
その少女は、主人公たちが大人になった今でも見つかっていません。
どこに行ってしまったのでしょうか?
バラバラ殺人事件の被害者の呪いにかかってしまったのでしょうか?
謎が深まるばかり・・・
その謎を解決するために、大人になってからもう一度、主人公たちは「親指さがし」を行います。
果たして、行方不明の少女の手がかりが見つかるのか?
そして、親指は見つかるのか・・・
手に汗握る展開に、注目してみてくださいね!
④ 主人公たちの運命は?
大人になった主人公たちは、親指さがしを再び行うことにします。
その後、主人公たちに不可思議な現象が襲います。
そのせいで、命を落とす同級生も・・・
何者かに殺害されてしまったのです。
バラバラにされて・・・
誰が殺したのか。
なぜ、バラバラにしたのか。
「親指さがし」との関係性は?
主人公はこれらを解決しようと奮闘します。
しかし、その間も謎の襲撃者に襲われる仲間たち・・・
主人公は、無事に事件を解決することができるのか?
それとも・・・
それにしても、大人時代の展開が不気味すぎた・・・
仲間が殺されていくなんて。
そして、ホラー演出もしっかり怖かった・・・
ホラーが苦手な人は注意して読んでみてくださいね。
夜にトイレに行けなくなるかも・・・
【まとめ】
今回は、山田悠介さんの『親指さがし』を読んでみました。
とっても不気味な雰囲気が漂うこの作品。
しっかり怖かったです!
失踪した少女と「親指さがし」との関係性は?
主人公たちを襲おう謎の存在の正体とは?
謎が謎を呼ぶ展開が待っています。
しっかり怖いので、ホラー好きな人はぜひ読んでみてくださいね!
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