『季節をまとう少女たち』感想|“一瞬のきらめき”が胸を刺すイラスト集
引用:天狼院書店商品ページ
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介
読書家:1日1冊以上読書、累計1000冊以上読了、元々は読書大嫌い
小説やビジネス書、エッセイなど幅広いジャンルを扱い、読書の魅力を発信しています。
皆さんが気になる本を見つけられるよう、詳細に書評をします。
○日々の疲れを癒したい人
○色鮮やかなイラストで心癒されたい人
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桜、向日葵、コスモス、粉雪――四季を象(かたど)る花々と、そこに立つ少女の儚い横顔。
ZINE『季節をまとう少女たち』は、AI生成×手描きタッチをミックスした11枚のイラストと、短い詩で構成されたアートブック!
ページをめくるたび、「あ、この瞬間って逃したくない!」と胸がきゅうっとなるから不思議。
私は思わずスマホを閉じて、ゆっくり深呼吸しちゃいました。
目次
『季節をまとう少女たち』とは
書籍の基本情報を紹介
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判型・ページ数:A5変形/フルカラー24P
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価格:店頭 1,600円(税込)/オンライン配送1,100円+送料500円
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販売期間:2025年6月1日〜9月30日の限定頒布
- 天狼院書店で販売中
著者とイラストレーターについて
作家名はPastel art(Harumi MATSUMOTO)さん。Instagramはこちら
AI-ZINE講座(天狼院書店)で編集も製本もセルフプロデュースした、完全インディーズ作品です。
Pastel art(Harumi MATSUMOTO)さんのnoteはこちら!
どんなテーマの作品か
キーワードは “季節をまとう”。
11人の少女は匿名のまま、でも読む私たちの記憶とそっと重なるように描かれています。
各ページには花言葉と掌編の詩が添えられ、視覚とことば、両方で“きらめきの刹那”を閉じ込める構成。
まさに「静かな時間旅行」って感じ!
この本が刺さる読者層
どんな人におすすめか
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ビジュアル至上主義:「文字より絵が好き!」な人
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エモ日記勢:SNSでポエム書いちゃうタイプ
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ZINEコレクター:限定部数に弱い(笑)
「わ、全部当てはまるかも…」って思った? それ、私もです!
ビジュアル重視の人に響く理由
AI生成の柔らかなブラシ+作者のレタッチで、光の粒がリアルに舞うんですよ。
特に夏章の“ひまわりと逆光少女”は、画面いっぱいのゴールドが眩しくて、モニターより紙で見て正解でした!
アートとして楽しむ読み方
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お気に入りのページを額装してミニギャラリー化
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花言葉を調べて自分の思い出とリンクさせる
心を打つイラストの魅力
色使いと構図の巧みさ
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パステル+ハイライトで『光漏れフィルム』風
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構図は三分割+余白多め=視線が少女に集中
だからこそ「写真?」って錯覚するリアリティと、「絵画だ…!」ってときめきが同居するんです。
“一瞬のきらめき”が伝わる理由
ページを開く→視界がフワッと光る→次の瞬間に詩がそっと心に着地。
これ、視覚→感情→言語という三段ロケットで「記憶の扉」をノックしてるからだと思うんですよね。
おかげで、読み終えたあともしばらく脳内リピートしちゃう!
作品の一部を大公開!!!
今回は作者さんの許可をいただき、特別に本作の一部を公開したいと思います!!!
Pastel art(Harumi MATSUMOTO)さん、ありがとうございます!!!
それでは、私の好きなページをご紹介しますね。
いかがでしょうか?
やさしくて、あたたかくて、どこか懐かしい。
そんな気持ちに包まれるパステルアートって、やっぱりすごいですよね。
柔らかいグラデーションが、心にすーっと染み込む
ページを開いた瞬間、まず目に飛び込んできたのは、淡くて繊細な色の重なり。
ピンクや水色、黄色がふんわり溶け合っていて、見ているだけで癒されちゃいます。
正直、疲れていた心がふっと軽くなった感じ。
絵って、こんなにも“空気”を変える力があるんだなって再確認しました。
見ているうちに、自分の内側が整っていく感じ
この作品、ただ「キレイ!」って思うだけじゃなくて、
どこか“自分の内側”と対話しているような気持ちになるんです。
「今日はちょっと立ち止まって、自分を見つめてみよう」
そんなメッセージが、静かに、でもしっかり伝わってくるようで。
私も最近、SNSや仕事でバタバタしてばかりだったので、
この絵を見て「少しだけ深呼吸しよう」って思えました。
誰かにプレゼントしたくなる、そんな優しい一枚
このパステルアート、部屋に飾るのもいいけど、
「大切な人にそっと贈りたいな」って思える作品でした。
色の持つ力、そして手描きの温かみ。
そのどちらも詰まったこの一枚は、まさに“癒しの処方箋”です!
まとめ
正直、最近のAIイラストって量産型が多いな~と少し飽きてたんです。
でも『季節をまとう少女たち』は別格。“季節の体温”ごと閉じ込めた11枚が、ページをめくるたびに私の昔の通学路や、友達と駆けた海辺を呼び起こしてくれました。
限定販売は2025年9月30日まで。もし本屋で出会ったら、ぜひその場でパラッと1ページめくってみてください。
きっと、あなたの心にも小さな花が咲くはず。
皆さんも、季節のきらめきをコレクションしに行きませんか?