「西郷隆盛はなぜ死なねばならなかったのか?」歴史の闇に切り込む衝撃の書『西郷暗殺』書評

引用:Amazon商品ページ

 

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 読書家:1日1冊以上読書、累計1000冊以上読了、元々は読書大嫌い

 小説やビジネス書、エッセイなど幅広いジャンルを扱い、読書の魅力を発信しています。

 皆さんが気になる本を見つけられるよう、詳細に書評をします。

 

 
こんな人におすすめ!
○歴史小説が好きな人
○歴史小説にマンネリ化を感じている人

 

西郷隆盛って、日本史の教科書に必ず出てきますよね。

「明治維新の立役者」「西南戦争の指導者」…って感じで、なんとなく“正義の味方”っぽいイメージ、私もずっと持ってました。

でもこの小説――『西郷暗殺』を読んで、それがガラッと覆されちゃったんです。

なんと、タイトル通り「西郷を暗殺せよ!」っていう極秘指令が物語の中心。

「え、西郷さんって殺されたの!?マジ?」ってなりますよね。私もそうでした笑

しかもただの歴史小説じゃなくて、剣術バトルあり、スパイ映画みたいな緊張感あり、めちゃくちゃドラマチックなんですよ。

歴史が好きな人はもちろん、ふだん小説読まない人にもぜひ読んでほしい作品です!

 


書籍『西郷暗殺』とは何か

 

本書の基本情報と著者紹介

 

まずはざっくりと基本情報から!

  • 書名:『西郷暗殺』

  • 著者:天堂晋助

  • 発売日:2024年1月

著者の天堂晋助さんって、なんだか“ペンネームからして只者じゃない感”ありますよね笑

今回も、剣術・政治・思想が入り乱れる“明治初期”という超難しい時代を、めちゃくちゃリアルに描いてます。

まるでタイムスリップしたかのような臨場感、やばいです…!

 


『西郷暗殺』は読むべきか?

 

読後の満足度とインパクト

 

正直に言います。読後、めちゃくちゃテンション上がりました。

「これはドラマ化するべき!」って本気で思ったくらい。

物語のラストでは、「西郷って本当はどういう人物だったの?」って自問せずにいられなくなります。

善と悪、忠義と裏切り――どれも一面的では語れない。

歴史の複雑さがグッと胸に迫ってくるんですよね。

あと、敵対する桐野利明がただの悪役じゃなくて、むしろめっちゃカッコいいんです。

浦木のラストバトル、鳥肌モノです!!

 


おすすめの読者層

 

この本、いろんな層の人に読んでほしいんですけど、特におすすめしたいのはこんな方たち!

  • 幕末・明治維新の歴史が好きな人

  • 剣術バトルやサムライ文化に興味がある人

  • 政治やリーダーシップの葛藤に心動かされる人

  • 歴史の裏側に興味がある人(陰謀論とか好きな人にも◎)

あと、最近「歴史ものにちょっと飽きてきたな〜」って人にもオススメ。

視点がめちゃ新鮮なので、絶対ハマります!

 


読む前に知っておきたいこと

 

読んでて「これ誰!?」ってなるのを防ぐために、軽く予備知識を仕入れておくとスムーズです。

  • 明治初期の日本:西南戦争前夜、政府 vs 不平士族の対立が激化

  • 鏡新明智流:実在の剣術流派で、精神性重視の“品格の剣”

  • 示現流:薩摩藩で有名な超実戦剣術、「一の太刀必殺」がモットー

これらのキーワードが頭に入ってると、登場人物の行動や対立構造がめちゃくちゃスリリングに見えてきますよ!

 


この本から得られる学び

 

リーダーシップと信念の重み

 

主人公・浦木も、ターゲットである西郷も、どちらも「自分の信じるもの」を貫こうとしています。

その信念がぶつかり合うとき、何が生まれるのか。

誰が正しくて、誰が間違っているのか――一筋縄ではいきません。

リーダーって、決断の重さを背負わなきゃいけない。

それは現代の会社でも、政治でも、まったく変わらないことだと思います。

 


現代社会との共通点

 

読みながら、「あれ、これ現代社会の話じゃない?」って思う瞬間がめっちゃ多かったんですよね。

情報が錯綜して、誰もが“自分の正義”を振りかざす。

ネット上でもリアルでも、そういう場面ってありますよね。

この本では、情報操作や密告、裏取引なんかも描かれてて、

「SNS時代の今こそ読むべき」って感じさえしました。

 


読者に与える知的刺激

 

『西郷暗殺』は、ただ面白いだけじゃない。

「この話、本当なの?」「歴史って何を信じればいいの?」って、読者に疑問を投げかけてくるんです。

しかも、読み終わったあと、絶対ググっちゃうと思います笑

私も「西郷隆盛 小根占 暗殺」って即検索しましたからね笑

読んでるうちに、どんどん自分の知識欲がかき立てられて、

歴史が“生きた物語”として迫ってくる感覚、クセになりますよ!

 


まとめ:歴史の裏側に触れる一冊

 

記事全体の振り返り

 

というわけで、『西郷暗殺』は、

  • 複雑な人間関係と信念のぶつかり合い
  • 現代にも通じるテーマと知的刺激たっぷり

…と、読書の醍醐味が詰まりまくった一冊でした!

 


読者へのメッセージと次の一歩

 

「歴史なんて、ただの昔話でしょ?」って思ってる人にこそ読んでほしい。

この作品は、私たちが生きてる“今”とも深くリンクしてるからです。

読んだあとはきっと、「西郷隆盛って誰だったんだろう?」って、もう一度自分なりに考えたくなるはず。

そして、歴史の中の“裏側”に、どこか自分の姿も見えてくるかもしれません。

ぜひ皆さんも、手に取って読んでみてください!

本棚に一冊あるだけで、ちょっと賢くなれた気がしますよ♪

 

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