「巻き込まれ力」で仕事が10倍進む?大嶋慶『できる20代は知っている』を読んでみた

引用:Amazon商品ページ

 

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 読書家:1日1冊以上読書、累計1000冊以上読了、元々は読書大嫌い

 小説やビジネス書、エッセイなど幅広いジャンルを扱い、読書の魅力を発信しています。

 皆さんが気になる本を見つけられるよう、詳細に書評をします。

 

 
こんな人におすすめ!
○20代で向上心がある人
○自分の知見を高めていたい人



「巻き込まれ力」って聞くと、なんか他力本願っぽい? いえいえ、実は“受け身なのに超ストイック”という新感覚スキルだったんです。

ページをめくるたびに「うわ、これ私のことじゃん…!」と赤面しつつ、「誘われベタ=チャンス拒否してたのかも⁉」と猛省。

気づけば付箋がブッ刺さりまくりで本がトゲトゲに(笑)。

そんな“衝撃と発見の連続”だった本書のエッセンスを、今日は全力でシェアします!

 


巻き込まれ力とは何か徹底解説

 

巻き込まれ力の定義と起源

 

ざっくり言うと「誘われたら、とりあえず乗ってみる」――この無邪気さがチャンス製造機になるって話。

広告業界で数々のヒットを生み出してきた大嶋慶さんが、20年以上の現場経験から編み出した“成功者の共通習慣”です。

 

社会人に不可欠な理由

 

  • たとえば――

    • 新規プロジェクト → 人手不足で声がかかる

      「ちょっと手伝って」と言われて参加したはずが、気づけばキーマン不在のタスクを丸ごと任され、実質リーダーに昇格。〝隙間を埋める人=不可欠な人〟へとポジションが激変します。社内評価はもちろん、プロジェクト終了後に「次も一緒に」と指名される率がバク上がり。

    • 飲み会 → 次のビジネス相談が転がり込む

      終電間際の立ち話で「実は〇〇で困ってて…」と愚痴った相手に、「それ、ウチ得意かも」と一言返したら後日ガチの見積依頼メールが着弾。アルコールのおかげで防御力が下がる場こそ、本音ニーズがポロッと漏れるゴールドラッシュなんです。

    • 趣味コミュニティ → いや、ここで取引先と出会うんかい!

      休日のボードゲーム会で意気投合した人が、実は来期から狙っていた大企業の新規役員だった──なんて漫画みたいな話、僕の周りでリアルに複数件。肩書を脱いだ「素の姿」を先に共有できるぶん、商談スタート時点で信頼感が段違いなんですよね。


     

    全部ひっくるめて言えるのは、「誘われて乗っただけ」で想定外の種が芽を出すってこと。

    今は VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代。細かく計画しても一瞬で陳腐化します。ならば、キャリア理論でいうところの**“計画的偶発性(Planned Happenstance)”**を自ら仕込んでおくのが最強のリスクヘッジ。

    1. チャンスが発生しやすい場所に身を置く(誘いには基本YES)

    2. 降ってきた偶発を即キャッチできる余白をスケジュールに残す

    3. 小さく実績化して周囲に見える化(SNSでも社内SlackでもOK)

    ──この3ステップさえ回せば、「なんか運いいね」と言われるサイクルがほぼ自動運転化します。

    正直、綿密な長期計画を立てるよりコスパ良くないですか? 皆さんも次に届いた誘い、試しにワンテンポ速く「行きます!」と返事してみてください。案外、未来がガラッと動きますよ。

 

本書ならではの視点

 

たとえば大嶋さんは「コアな濃い付き合いを数人と深めるより、顔と名前が一致する“ゆる〜い知り合い”を100人つくれ!」と断言します。

理由はシンプルで、ビジネスの種は“弱いつながり”のネットワーク上でこそ交差しやすいから。

さらに決定的なのが“メモの鬼”メソッド。

会議や雑談で相手が見せた表情の変化、声のトーン、何気ない口癖まで余すことなく書き留め、「このワードにニヤッとした=刺さった」「ここで眉が曇った=不安要素アリ」といった行動ログを可視化。

すると次回提案時にピンポイントで刺さるトピックを投げられるため、「え、なんで分かったの!?」と相手の心を一気に掴めるんです。

――こうした“浅広×行動ログ”の合わせ技は、従来の「狭く深く」「とにかく量より質でメモ」と説く自己啓発本を良い意味でひっくり返し、現場で即効性を発揮する戦略に昇華されています。

 


『できる20代』書籍要点

 

 

章構成と要約ポイント

 

  1. 「巻き込まれる」とうまくいく10の理由

    • 人脈が雪だるま式に膨張&自分の“最大値”を更新。

  2. 答えのない時代で最強の武器になる「巻き込まれ力」

    • 浅く広いネットワークで知識の総量がアップデートされ続ける。

  3. 「巻き込みたい」と思われるための秘訣

    • WOWを提供しつつ謙虚に。飽きられない努力が肝。

  4. 「ヤバい人」に巻き込まれない方法

    • 上下関係を作らず、相手の目線を意識して距離を取る。

  5. 今度は、上手に人を巻き込んでみる

    • 任せ切る勇気と“似た者同士”クラスターからの脱出法。

 

巻き込む技術の核心部

 

キーワードは「スモールステップ」。

小さな依頼を快諾→即行動→成果をシェア。このループで“信頼残高”を貯金し、次の大きな案件に選ばれる――まさに“雪だるま戦略”。

 

想定読者と得られる益

 

  • 20代のビジネスパーソン…キャリアの8割を占める“偶然”を味方に。

  • 内向的だけど成長したい人…「誘われ待ち」ならハードル低!

  • 停滞感にモヤる30代以降…人脈リブートのチェックリストとして。

 


仕事が10倍進む巻き込み技術

 

日常での訓練メソッド

 

  1. 週1“はい or YES”デー

    • 誘い・タスク・相談に原則イエス。即小さく巻き込まれてみる。

  2. 30分ハンズオン参加

    • 面識ゼロのオンライン勉強会に飛び入り→質問1つ投げて退室OK。超時短。

  3. 巻き込まれログ

    • 誘い→参加→成果までをGoogleスプレッドで見える化。伸びしろが一目瞭然。

 

巻き込まれ力を高める習慣

 

  • アウトプット即SNS…「こんなんやってみた!」を発信すると次のお誘いが来る。

  • フィードバック即感謝…相手の懐にポジティブエネルギーを返却→再度呼ばれる確率UP。

  • 時間の“バッファ”を死守…巻き込まれイベントは突然来る。空き枠ゼロはチャンス喪失。

 


まとめ

 

正直、“巻き込まれ力”って最初は他力本願ワードかな?と思ってました。でも読了後の感想は「これ、行動量ブースターじゃん!」。

誘われたら5秒で「行きます!」――このシンプルな姿勢が、20代はもちろん、停滞気味の私たちのキャリアを面白くリ・デザインしてくれます。

皆さんもぜひ、本書を片手に“受け身でストイック”な冒険を始めてみてください。

読まなきゃ…もったいないですよ!

 

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