初見でも世界観がスッと入る!『イレギュラー・マリオネット』

 

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 読書家:1日1冊以上読書、累計1000冊以上読了、元々は読書大嫌い

 小説やビジネス書、エッセイなど幅広いジャンルを扱い、読書の魅力を発信しています。

 皆さんが気になる本を見つけられるよう、詳細に書評をします。

 
 
こんな人におすすめ!
○ハイファンタジーが好きな人
○凸凹コンビが好きな人

 

まず一言。

これ、めちゃくちゃ新鮮でした!

難しそうに見えるハイファンタジーなのに、読み始めるとスイスイ入っていける。

キャラの掛け合いが軽快で、気づけばページが進んじゃうタイプの物語です。

正直、専門用語の多さに身構えてたんですよ。

でも序盤の戦闘とライガの自由っぷりが楽しすぎて、用語の難しさなんて忘れてました笑

 

この記事では、初見でも世界観がスッと入る理由と、どんな読者に響くのかを、ネタバレなしで徹底解説します。

皆さんもぜひ読んでみてください!

 

↓作品はこちらから、お読みになれます!

【小説家になろう】 https://ncode.syosetu.com/n9755kt

【カクヨム】 https://kakuyomu.jp/works/16818792436724452965

【アルファポリス】 https://www.alphapolis.co.jp/novel/207592680/832979663

 

イレギュラー・マリオネットとは?

 

あらすじと基本設定を紹介

 

舞台は「アルフレイル」。

「異形(いぎょう)」と呼ばれる脅威に揺れる世界です。

対抗手段は、異世界の魂を宿した“守護者(ガーディアン)”を召喚すること。

天人ノクスも守護者を呼び出すのですが、現れたのは――自由奔放すぎる少年・ライガ

戦場すら遊び場にしてしまう彼に、ノクスは振り回されっぱなし。

やがて「異形」の正体に迫る中で、ライガ自身の謎めいた過去も顔を出し……?

ワイルドな守護者と知性派の召喚者。

この凸凹コンビが、世界の奥底に眠る真実へ切り込んでいく。

そんな異世界ファンタジーが幕を開けます。

用語ミニ解説(サクッと)

  • 異形:アルフレイルを脅かす“規格外”の存在。生態も目的も謎多め。

  • 守護者:別世界の魂を器に宿した戦力。常識外れの力と個性が魅力。

  • 召喚:守護者を呼び寄せる儀式。術式よりも“相性”が鍵っぽいのが面白い。

  • アルフレイル:多層的な文明が共存する世界。都市ごとに価値観が違う感じ、私も旅してみたい!

 

ジャンルと読後感の印象

 

ジャンルはハイファンタジー×バディもの×ミステリ要素

読み味は軽快。だけどテーマはしっかり重い。

読み終えると、「強さって何? 自由ってどこまで許される?」と、静かに余韻が残ります。

肩肘張らずに読めるのに、気づくと考えちゃう。そういう“ライトに深い”作品です。

 

どんな方におすすめか?

 

  • キャラの掛け合いで走る物語が好きな人。ノクスとライガのテンポがクセになる!

  • 世界観の厚みが欲しいけど、説明書っぽい長文は苦手……という人。丁寧だけどクドくない。

  • バトルに思想が宿る展開が好きな人。殴り合いで終わらず、価値観がぶつかるのが熱い。

  • ミステリ的な伏線を追うのが楽しい人。異形の謎、ライガの過去、じわじわ繋がっていきます。

  • 日常の合間に気持ちよく没入したい人。章ごとに“起承転結”がしっかりしてて読みやすい。

 

ハイファンタジーとしての魅力

 

圧倒的な世界観の構築力

 

アルフレイルの良さは、“背景が物語を押し出す”ところ。

しかも説明が押し付けがましくない。

会話や行動、戦術の違いから、自然と価値観の差が見えてきます。

私もアルフレイルの屋台でスパイスの利いたスープ飲みながら、各都市の噂話を聞いて回りたい……!

 

初見でも理解しやすい理由

 

最大の理由は、視点の置き方がめっちゃ親切なところ。

  • ノクスはルールを重んじる“常識側”の案内役。読者の疑問を代弁してくれる。

  • ライガは常識の外から世界を揺さぶる存在。説明より先に体感で示すタイプ。

この2人の視点を行き来することで、「わからない」→「見えた!」の快感が連続します。

専門用語も、使われる場面で意味がスッと入ってくるので、辞書いらず。

正直、設定集を読む前に、物語の呼吸で理解できちゃいました。

 

『イレギュラー・マリオネット』を読む前に

初見でも楽しむためのポイント

  1. キャラの“ズレ”を楽しむ

    ノクスの慎重さとライガの破天荒さ。最初は噛み合わなくても、戦うほどに噛み合っていく。

    この“調律”の過程が、実は一番の見どころです。

  2. バトルは思想戦として読む

    勝ち負けよりなぜこの手を選んだのかに注目。

    そこにキャラの価値観が丸見えになります。

  3. 一気読みか分割読みか

    続きが気になる構成になっているので、個人的には一気読みがおすすめ!
    でも、ゆっくり世界観に浸りながら読むのもいいですよね・・・

 

読み終えたら、きっとアルフレイルの空気がまだ体に残ってます……!

 

まとめ

 

『イレギュラー・マリオネット』は、“初見バリア”を軽やかに超えてくるハイファンタジー

世界設定は濃いのに、物語のリズムがやさしく手を引いてくれるから、

気づくと登場人物の感情と一緒に、異世界の呼吸までわかってくるんです。

  • カジュアルな掛け合いでテンポよく読める

  • 戦闘と会話を通じて設定が自然に理解できる

  • 読後には自由・信頼・選択というテーマがじんわり残る

 

私も続きを手に取る準備、できちゃいました。

皆さんもぜひ読んでみてください!

こんな世界観、出会えたらラッキーです。

 
 

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