40〜50代必読書レビュー:健診データで寿命を守る『あなたの予防医学』

引用:Amazon商品ページ

 

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 読書家:1日1冊以上読書、累計1000冊以上読了、元々は読書大嫌い

 小説やビジネス書、エッセイなど幅広いジャンルを扱い、読書の魅力を発信しています。

 皆さんが気になる本を見つけられるよう、詳細に書評をします。

 

 
こんな人におすすめ!
○より健康になりたい人
○年齢を重ね、健康が気になってきた人

突然ですが…「突然死」って、自分とは無関係だと思ってません?

実は、突然死の大きな原因は“血管のトラブル”。血圧・血糖・脂質のコントロール、もう他人事じゃない…!

そんな私たちにドンピシャな一冊が『40代からはじめる あなたの予防医学』(自由国民社)。

タイトルからして刺さる…!発売は2025年7月、まさに“いま読むべき”実用書です。

 

『あなたの予防医学』とは何か

 

著者・角田拓実氏のプロフィール

 

著者の角田拓実(つのだ・たくみ)氏は、医師・博士(医学)。

日本医師会認定産業医・労働衛生コンサルタントとして企業の健康管理に携わる、いわば“職場のかかりつけ医”。

サンポチャート代表としての実務経験も厚く、復職支援や健康経営の現場を知り尽くしたプロです。

うん、現場目線のアドバイスが期待できる! 

 

この本が扱うテーマと目的

 

本書のコアはシンプル。

「血圧」「糖代謝(血糖・HbA1c)」「脂質(LDL・HDL・中性脂肪)」という3大指標で“突然死の予兆”を早めに掴み、手を打つ。

健診データの見方から対処の優先順位まで、働き盛り世代に必要な“実践の地図”を用意してくれます。

私も読みながら、去年の健診票を引っ張り出してチェックしちゃいました。

 

医療・健康ジャンルでの位置づけ

 

ガイドラインは専門家向けの海図。

本書は、その海図を“誰でも読める航路”に引き直す一冊です。

背景には日本の高血圧・脂質・糖尿病の最新指針があり、それを日常の健診データに落とし込むのが本書の強み。めちゃくちゃ実用志向です! 

 

40〜50代にこの本をすすめる理由

 

健診データの見方が変わる

 

たとえば血圧。

日本の基準では、診察室の血圧が140/90mmHg以上だと“高血圧”。

家庭で測る場合は135/85mmHg以上が目安です。

数値だけ並んだ健診票でも、こういう“ライン”を知っていると、急に意味が見えてきますよね。

 

予防医学の必要性が実感できる

 

糖代謝の指標ならHbA1c。

一般に7.0%未満が合併症予防の基本線、より厳格に6.0%未満を目指すケースもあります。

「どれくらいを狙うか」は年齢・合併症・低血糖リスクで変わる——ここを“自分ごと”として理解できるのがデカい。

 

忙しい会社員でも理解しやすい内容

 

専門用語は“訳し方”次第。

本書は「どの数字を、どう比べ、何から直すか」を短時間でつかめる構成。

正直、難解な数式より“今日の昼ごはん”を変えられるほうが強いですよね。

昼のラーメンを週1に減らすだけでも、私のむくみは明らかに変わりました(体感ベースですが笑)。

 

本書で学べる予防医学の基礎知識

 

予防医学とは何かを平易に解説

 

予防医学は「病気になる前にリスクを下げる科学」。

一次予防(そもそも発症させない)と二次予防(早期発見・再発予防)に分かれます。

心血管の一次予防でも、血圧・脂質・血糖・喫煙・運動・体重など“複合リスク”で考えるのが今の常識。

健診は、その入り口。

 

生活習慣の改善ポイント

 

  • 減塩:高血圧では1日6g未満が目標。外食・加工食品で塩分が積み上がりやすいので、まずは“スープは残す・出汁でうま味を足す”から。私も味覚が慣れるまで1〜2週間は我慢…でも慣れると戻れない!

  • 運動:週150分程度の有酸素運動(速歩など)を“分割してOK”。朝10分+昼10分+夜10分の“3×10分”なら、会議だらけの日でも何とかなる。

  • 体重管理:BMI 25未満を目安に。“毎朝同じ時間に体重計”が地味に効くんですよね。

  • 脂質対策:LDL-Cとnon-HDL-Cの両方をチェック。数値は“努力目標”——達成にこだわりつつ、無理はしない。

 

書籍活用の実践アドバイス

 

家族や同僚との情報共有のすすめ

 

健康は“チーム戦”。

家族の食卓を一緒に薄味にすると減塩は一気に楽になりますし、職場で“午後イチに10分散歩”を宣言し合うと運動の継続率が爆上がり。

著者が産業医として現場で培った“組織で健康を動かす”視点も本書の魅力です。

 

継続的な健康管理の第一歩として

 

まずは「基準を知る→測る→一つ変える」。

このミニサイクルを回すうちに、数値はちゃんと応えてくれます。

 

まとめ:この一冊がもたらす価値

 

40〜50代が今読むべき理由

 

働き盛りの突然死・重篤な脳心血管イベントは“血管の管理”で大きく減らせる可能性がある——そのためのレバー(血圧・血糖・脂質)を、健診データから誰でも引けるようにしてくれるのが本書。

命に直結するテーマを、やわらかく、でも実践的に教えてくれます。

 

予防医学を知る入口として最適

 

ガイドラインの要点を“生活レベルの言葉”に翻訳してくれるから、医療本アレルギーがある人でもすっと読めるはず。

発売情報もチェックしつつ、手元に置く“健康の教科書”として超おすすめ。

 

健康意識改革のきっかけに

 

正直、数字は逃げないし嘘もつかない。

だからこそ、数字を味方にした人が最後に勝ちます。

皆さんもぜひ読んでみてください!

こんな実用的な一冊、見逃したらもったいないですよ!

 

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